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戸松淳矩 : ウィキペディア日本語版
戸松淳矩[とまつ あつのり]

戸松 淳矩(とまつ あつのり、1952年12月31日 - )は、日本小説家推理作家京都府京都市出身。学習院大学文学部卒業。
==略歴==
小学校5年の頃、ホームズ物で推理小説に開眼、ジュヴナイル版の推理小説を次々に読み、中学生になると創元推理文庫等で黄金期の翻訳推理小説を読み、高校に松本清張が講演に来たのをきっかけに横溝正史江戸川乱歩といった日本の推理小説を読むようになった。1975年学習院大学文学部卒業後、家業を手伝いつつ創作を行い、1976年、短編『証言者』が「小説サンデー毎日」新人賞の最終候補に残った。1979年、1980年に朝日ソノラマから東京の下町を舞台としたジュヴナイルもの(探偵役の高校生コンビの名前は相撲部屋からとっている)を出版。第三作は出版社が変わり間もあいたので、設定を変えることになった(2004年に本来意図した姿に改稿して再版)。長い沈黙を破って発表した『剣と薔薇の夏』は歴史物の重厚な大作で、第58回日本推理作家協会賞を受賞した。2012年、8年ぶりの新作『うそつき』を上梓している。2015年8月、第3長編『終戦のマグノリア』を発表。
作風はデビューから3作の『名探偵シリーズ』が下町ユーモアミステリ、推理作家協会賞作『剣と薔薇の夏』が重厚な歴史本格、『うそつき』が鎌倉を舞台にしたトリッキーなサスペンス、『終戦のマグノリア』は歴史素材と現代を結びつけたスケールの大きな謎解きもの、とかなり変化に富んでいる。
藤沢周平の愛読者で、全著作を読破している。また古今亭志ん朝のファンでもあり、膨大なテープ、映像をコレクションしている。
最近では、日本ハムファイターズの大谷投手と、NMB48の山本彩のファンを公言。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「戸松淳矩」の詳細全文を読む



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