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戸隠山[とがくしやま]
戸隠山(とがくしやま)は、長野県長野市にある山。戸隠連峰の一峰で、標高は1,904m。400万年前から270万年前頃の新第三紀の海底火山由来の火成岩が、山体を作っていると考えられる。 信州百名山および北信五岳のひとつ。長野市の中心部から北西へ直線で20km余りの場所にあり、麓の戸隠高原には戸隠バードラインが通じる。北方約4kmには高妻山がある。 == 概要 ==
古くから修験道場や戸隠流忍者の里としても知られている〔修験道の霊場・戸隠 戸隠神社〕〔戸隠神社4 〜熊野の影響 別格の修験地 週刊長野記事アーカイブ〕。中腹には戸隠神社(奥社)があり、廃仏毀釈までは聖観音菩薩を祀っていたほか、摂社に地主神の九頭龍社が祀られている〔地元の人達の間では九頭龍様の好物は梨であるという事が知られている。〕。また、当山と同じく修験道場として知られる飯縄山は東南東へ直線で約10kmほどの場所にある。 全体として古い岩質で構成され脆く崩れやすい地質のため、登山の上級者向けの山とされる。登山者は山の形状が屏風形であるため切り立った崖を登るか縦走とならざるをえず、幅50cm前後しかない尾根上が登山路となり両側が断崖絶壁である「蟻の塔渡り」など危険な場所が多く、毎年のように墜落(滑落ではない)死亡事故が発生している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「戸隠山」の詳細全文を読む
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