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マクロ経済学(マクロけいざいがく、)は、経済学の一種で、個別の経済活動を集計した一国経済全体を扱うものである。 マクロ経済変数の決定と変動に注目し、適切な経済指標とは何か、望ましい経済政策とは何かという考察を行う。その主要な対象としては国民所得・失業率・インフレーション・投資・貿易収支などの集計量がある。またマクロ経済分析の対象となる市場は、生産物(財・サービス)市場、貨幣(資本・債券)市場、労働市場に分けられる。対語は、経済を構成する個々の主体を問題にするミクロ経済学。 なお、マクロ経済とミクロ経済との二分法を最初に考案したのは、ノルウェーの経済学者ラグナル・フリッシュ〔英語版より。〕。「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」の用語をはじめて用いたのは、オランダの経済学者ウルフ〔ステイグリッツ(1999)「入門経済学」東洋経済〕。マクロ経済学の誕生は、1936年のジョン・メイナード・ケインズ(ケインズ経済学)の著書『雇用・利子および貨幣の一般理論』に始まる〔岩田規久男 『経済学を学ぶ』 筑摩書房〈ちくま新書〉、1994年、171頁。〕。 == 概説 == ===古典派=== 新古典派によると資本市場で自然利子率が決定される。生産はセイの法則によってワルラス均衡が達成される自然水準にあると信じられてきたが、1930年代に米国を襲った恐慌によりこの見解への懐疑が生まれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マクロ経済学」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Macroeconomics 」があります。 スポンサード リンク
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