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所得税法 : ウィキペディア日本語版
所得税法[しょとくぜいほう]

所得税法(しょとくぜいほう、昭和40年3月31日法律第33号)は、広義の所得に対する税のうち、個人の所得に対する税金について定めた日本法律。所得税法(昭和22年法律第27号)を全部改正して制定された。
なお、以下、所得税法を「法」と表記する。
== 概要 ==
日本は租税法律主義を採っているので所得税の主な法規は法人税法で定められる。一方、租税特別措置法による修正が採られていることも多く、特に個人が金融に投資する場合や不動産を譲渡する場合、租税特措法なしに正確な課税関係を語るのはほぼ不可能である〔増井良啓『租税法入門』87ページ〕。
理念としては純資産増加説・包括的所得概念に基づいている〔谷口勢津夫『税法基本講義』第2版171ページ〕。建前としては所得の合計額をまとめて課税する総合所得税の方式を採用している。一方で、所得分類の存在など、源泉ごとに所得を分けそれぞれに異なった税率を適用する分類所得税的な要素もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「所得税法」の詳細全文を読む



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