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ヘボソ塚古墳[へぼそづかこふん]
ヘボソ塚古墳(ヘボソづかこふん、扁保曽塚古墳)は兵庫県神戸市東灘区岡本一丁目にあった古墳時代前期の古墳。六甲山南麓の傾斜地に作られ、前方部を西北西に向け、全長が63mあった前方後円墳だった。江戸時代の『摂津名所図会』によればそばには小さな塚が20ほどあったという。明治30年(1897年)以降民有地となり、市街化工事によって壊滅した。現在は「扁保曽塚址」の石碑があるだけである。 ==出土品==
明治28年(1895年)の発掘調査によって、後円部の竪穴式石室より鏡6面、石釧2個、勾玉、菅玉、小玉などが出土し、東京国立博物館に所蔵されている。 鏡のうち、2面は三角縁神獣鏡でいずれも同范鏡、唐草文帯三神二獣鏡は加古川市の東車塚古墳出土鏡と同范、天・王・日・月・唐草文帯二神二獣鏡は長岡京市の長法寺南原古墳出土鏡はじめ同范が7面判明している〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヘボソ塚古墳」の詳細全文を読む
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