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扇ノ山[おうぎのせん]
扇ノ山(おうぎのせん)は、兵庫県と鳥取県にまたがる山で、標高1,309.9m〔。関西百名山や日本三百名山に選ばれている〔。 中国・近畿地方の代表的な火山の一つで、山麓には湯村温泉や岩井温泉がある。西日本では山スキーの人気地の一つでもある〔〔〔。
==概要== 大山とならぶ鳥取県の「火山の両横綱〔」とされており、中国・近畿地方の代表的な火山である。鳥取平野西部からよく見える山であるとともに、日本海に近い高山でかつては航海の目印〔にもされていた。山頂には二等三角点「扇ノ山」(標高1309.97m)がある。 10数万年前まで何度か活動した火山で、噴出した溶岩による台地地形がまだ浸食が進んでいない。そのため山頂からはなだらかな山容で、四方には様々な高原が広がっている。これらの高原は農業やレジャーの地になっているほか、なだらかで雪が多いことから西日本の山スキーの名所の一つになっている。 高原地帯の辺縁部は著しい浸食があり、各地で険しい断崖や峡谷を形成し、さまざまな滝がある。雨滝(日本の滝百選)、諸鹿川渓谷(21世紀に残したい日本の自然百選)などがその典型である。一帯は氷ノ山後山那岐山国定公園の北の端をなしている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「扇ノ山」の詳細全文を読む
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