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足場(あしば)は、そこにいるための足を置ける場所のこと。特に、仮りの意味で使うことが多い。たとえば工事に置いて、本来の目的である建造物を作るための作業を行うのに用いるのための簡単な建築物がこれである。比喩的に、本格的な働きを始めるための足がかりになる場を造るのを足場固めといったりする。生物学の分野でも用いる例がある。 == 工事現場の足場 == 現在では、足場といえば工事現場などで作業する際に造る仮設の作業床や通路を指す場合が多い。 足場には、枠組足場、単管足場、ブラケット一側足場、くさび緊結式足場、張出し足場、吊り足場、吊り棚足場、丸太足場などがある。足場の組立方として、本足場、一側足場、二側足場、棚足場などがある。建設業の死亡災害の約4割を占める墜落・転落事故を防止する目的で手すり先行工法を厚生労働省が推奨している。 足場の組立は、鳶職の主要な作業内容のひとつ。吊り足場、張出し足場または高さ5m以上の足場の組立解体作業には、技能講習を終了した、足場の組立等作業主任者を選任しなければならない。 建設業における死亡労働災害の原因の一位は転落であるが、この転落は足場からのものが多いことが特徴〔建設労働災害の実情-墜落・転落災害の現状 全国仮設安全事業協同組合ホームページ〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「足場」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Scaffolding 」があります。 スポンサード リンク
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