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手よりゴマ : ウィキペディア日本語版
手よりゴマ[てよりごま]

手よりゴマ(てよりゴマ)は、独楽を回し方で分けた時の類型の一つ。軸を両手のひらで挟んで回す。もみゴマともいう。
手よりゴマの「より」とは、漢字表記では縒り、及び撚りであり、「捻って回すこと」という意味を持つ。
== 概説 ==
紐などの道具を使わない独楽の回し方としては、指先で捻って回すひねりゴマが最も一般的であるが、指先だけで回すのではあまり力が入らないため、どうしても小さなものにならざるを得ない。しかし小さな独楽は回しやすい反面、寿命が短く、それほど凝った工夫も出来ない。そこで、より大きい独楽を回す方法として発達したのがこの方法である。独楽の胴体から上に伸びた軸を両手の手のひらで挟み、こすり合わせるようにして回すもので、慣れれば繰り返してこすり合わすことで加速させることが可能である。日本の曲芸として現在も伝承されている曲ゴマは全てこの範疇に入る。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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