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打出浜の戦い : ウィキペディア日本語版
打出浜の戦い[うちではまのたたかい]

打出浜の戦い(うちではまのたたかい)は、南北朝時代観応の擾乱における合戦の一つ。1351年正平6年/観応2年)2月、摂津国打出浜兵庫県芦屋市)において、足利直義の軍勢と足利尊氏高師直の軍勢の間で戦われた。
== 背景 ==
室町幕府内で足利尊氏の執事高師直と、弟の足利直義の対立が深刻化した。一旦は師直派が有利となり、直義は出家し実権を失い、直義派の上杉重能畠山直宗は配流先で師直の配下に暗殺された。1350年、尊氏は九州で兵を挙げた直義の養子足利直冬を討つため、師直らを伴って出陣した。その頃京都を脱出した直義は南朝に降伏し、師直追討のための兵を挙げた。1351年1月、直義派は京都に攻め込み、留守を預かる足利義詮を破った。尊氏は備後から兵を帰し、直義勢と戦いとなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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