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托卵 : ウィキペディア日本語版
托卵[たくらん]

托卵(たくらん)とは、の世話を他の個体に托する動物習性のことである。代わりの仮親と呼ばれる。もともとは鳥類のそれを指したが、魚類昆虫類でも見られる。
托卵は、作りや抱卵子育てなどを仮親に托す行為である。一種の寄生といってもよい。他のに対して行う場合を種間托卵、同種に対して行う場合を種内托卵という。
== 鳥類 ==

=== 種間托卵 ===
種間托卵でよく知られているのは、カッコウなどカッコウ科の鳥類が、オオヨシキリホオジロモズ等の巣に托卵する例である。
カッコウのは比較的短期間(10-12日程度)で孵化し、巣の持ち主の雛より早く生まれることが多い。孵化したカッコウの雛は巣の持ち主の卵や雛を巣の外に押し出してしまう。その時点でカッコウの雛は仮親の唯一の雛となり、仮親の育雛本能に依存してをもらい、成長して巣立っていく。托卵を見破られないようにするため、カッコウは卵の色や斑紋などを仮親の卵に似せている(仮親の卵に似た卵を生む性質が代を経て選抜された)。また、托卵する際に仮親の卵を巣から出して数合わせを行う場合もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「托卵」の詳細全文を読む



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