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扶桑型戦艦[ふそうがたせんかん]
扶桑型戦艦(ふそうがたせんかん)は、大日本帝国海軍の戦艦。金剛型巡洋戦艦と同時期に計画され、建造された日本初の純国産の超弩級戦艦である。同型艦は扶桑、山城の 2隻。 当初同型艦として予定された伊勢、日向は、予算の都合上起工が遅れたため設計を変更、改良された伊勢型となっている。 == 建造の経緯 ==
=== 建造費成立までの過程 === 扶桑型戦艦の建造費が成立するまでは複雑な紆余曲折を経ている。 元々扶桑型戦艦は1911年(明治44年)に成立した新充実計画によって建造が決定しており、1912年(明治45年)3月11日に「第三号戦艦」として扶桑が起工された。しかし山城については未だ建造に着工する事が決定されておらず、1912年(大正元年)12月21日に大正2年度の軍備補充既定年度割に600万円を追加して戦艦3隻(山城及び伊勢、日向に該当)の建造に着手する事が決定され、建造が一部開始された。更に1914年(大正3年)には既に前年度に建造の一部に着手した〔山城は大正2年11月10日起工〕戦艦3隻の工事を続行させるために大正3年度軍艦製造費所要額として650余万円の予算が成立、これにより山城〔山城1隻の建造費の総額は823万7840円〕、伊勢、日向の3隻の戦艦の建造が本格的に開始される事となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「扶桑型戦艦」の詳細全文を読む
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