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抄紙機(しょうしき)は、紙を製造(製紙)する機械。単にマシン(''Paper machine''より)とも。製紙工場において紙を連続的に抄く機械である。 繊維を抄く網(ワイヤー)の方式の違いにより大きくは長網抄紙機と丸網抄紙機に分かれ、それぞれにまた多様な方式がある。長網抄紙機は新聞用紙や印刷用紙など高速で大量の製紙に向き、丸網抄紙機は厚紙や様々な多様な用途の紙を抄ける〔竹尾製紙/抄紙機 〕〔ミューズ/紙が出来るまで 〕。 ==工程== ワイヤーパート、プレスパート、ドライヤーパートを経た後、コーターにおける塗工、カレンダリング(ローラーで圧力を加えて仕上げる)を経て、リールに巻き取られて完成する。 *ワイヤーパート *: 1%に薄めた紙料(水分99%)を、網(ワイヤー)に流し平らにすることで水分が脱落し、湿紙(水分80%程度)になる。 *プレスパート *: 湿紙をフェルトによって両面から圧縮することで、湿紙の水分は55%程度になる。 *ドライヤーパート *: 湿紙を加温して水分を蒸発させ、水分が8%程度になるまで乾燥させる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「抄紙機」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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