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投げ技[なげわざ] 投げ技(なげわざ)は、相手の身体の一部をつかんだり、相手から掴まれたりした接触状態から、押す・引く・ひねるなどの力を加えて相手の体勢を崩し、投げ倒す技の総称。レスリングや柔道、合気道など、多くのスポーツや格闘技、プロレス、武道などに含まれる。 == 概説 == 格闘技、武道の歴史においては、相手の頭や頸椎を地面や己の膝の上に叩き落とすような投げ技も存在する。戦闘、闘争においては、このような単に相手を頭部から叩きつける技こそ有効だと考えられがちだが、むしろ相手をきちんと回転させ、相手が背から落ちるように投げることにより、うまく自分の体勢を崩さず相手を制することの方が、重要という考え方もある。また投げ技は、寝技の項にもあるように、その一挙動で相手を殺傷することを必ずしも目的としない。「立っている状態」から「寝ている」状態に相手を移行せしめることは、すなわち眼前の危難を排除することであり、戦場や日常において自らの命を守る技術としては、それだけで一定の効果を期待できる。敵は武器でも使用しない限り寝た姿勢から一瞬での反撃は行えないし、その間に自分は逃走という選択も可能だからである。無論そこからより攻撃的な選択も可能なため、反撃能力を失った相手に、拳足や武器を用いてとどめを刺すことも容易になる。柔術の型稽古などにおいて、投げ倒した相手の喉の側の地面を必ずかかとで勢いよく踏みつけるなどの動作を持つ流派は、その思想を未だ色濃く残している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「投げ技」の詳細全文を読む
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