翻訳と辞書 |
抗日軍政大学[こうにちぐんせいだいがく] 抗日軍政大学とは、中華民国(現在の中華人民共和国)の延安市に存在した教育機関。略称は抗大。 == 概要 == 毛沢東指導の下、党幹部、革命戦力を育成することを目的として1936年に中国共産党によって設立された。大学の校風や教育方針も毛沢東によって定められ、毛沢東、周恩来などの中国共産党の幹部が自ら講義を行うこともあった。入学する学生の職業は労働者から知識人と様々であり、年齢層も13,4歳の少年から50歳以上の年配層と様々であった。校舎や物資は不足しており、学生は校庭で学ぶことになるなど厳しい環境で勉学に励んでいた。エドガー・スノーはこの大学の辛苦の中で学ぶ姿勢を賞賛し、「このような高等学府は、たぶん全世界でここだけであろう」と語っていた。卒業生は民族解放闘争での主力となり、中華人民共和国建国以降は幹部として中堅的な役割を果たした〔〕。後にこの学校の分校が各地にでき、現在の中国の教育機関の前身となった分校も存在する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「抗日軍政大学」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|