|
抜歯(ばっし、the extraction of a tooth)とは、歯科医師、医師が人為的に患者の口腔内から歯を抜く医療行為をいう。 歯科医療においては、すでに萌出した歯だけでなく、埋伏歯を取り除くことも含まれる。水平に埋伏した第三大臼歯(親知らず)等の場合は、一般的な抜歯と異なり、歯肉を切開したり歯を切断したりして抜歯することもある。 近年はできるだけ歯を残す方向に歯科全体が動いてきているが、それでも抜歯適応となることは多い。日本では局所麻酔で抜歯を行う事が一般的であるが、第三大臼歯の抜歯などでは全身麻酔で行うことが多い国もある。 具体的には、気管チューブを挿管する時に、歯が不安定だと最悪の場合歯が抜けて気管に入り込んでしまう場合がある。この場合には医師であっても抜歯を行うことがある。 == 適応 == #う蝕や歯髄炎、歯周病がきわめて進行し、あるいは治療効果が期待できない根尖病巣を持つため、歯の保存が不可能となる場合 #隣接歯や歯周組織に悪影響を与える場合 #歯性感染症や歯原性嚢胞、歯原性腫瘍の原因歯となっている場合 #矯正や補綴のために必要な場合 #下顎骨骨折や上顎骨骨折において、治療の妨げとなる歯 #悪性腫瘍を刺激する歯 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「抜歯」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dental extraction 」があります。 スポンサード リンク
|