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抜苦与楽(ばっくよらく)とは、仏や菩薩が衆生の苦しみを抜いて福楽を与えることをいう。 *抜苦(苦を抜く)とは、悲をあらわし、 *与楽(楽を与える)とは、慈をあらわす。 ただし、慈・悲を反対に配当する見解もある。 大智度論27には「大慈与一切衆生楽、大悲抜一切衆生苦」とある。仏教の基本的な考え方として、この世の苦しみを解除して、至福の境地に至ることが挙げられるが、、これは「厭離穢土・欣求浄土」という言葉とともに、仏教の基本的理念を端的に現したものである。 また、獄苦代受とも併用して使われることが多い。 == 関連項目 == *獄苦代受 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「抜苦与楽」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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