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押元 末子(おしもと すえこ)は、ハリウッドの衣装デザイナー、ファッションスタイリスト、着付け師。 ==経歴== 1961年沖縄県北中城村で10人兄弟の末っ子として生まれる。高校は服飾高校に入学し和裁と洋裁を学ぶ。琉美インターナショナルビューティーカレッジ美容科卒業。1992年、初代山野愛子氏から着付師資格を取得後、着付け講師として琉美カレッジで教えながら自らも着付け教室を開講。その後エステサロンを開業し、オーナーエステティシャンとして活躍する傍ら、建築・カラーコディネート・華道・日本舞踊を学ぶ。 1999年渡米、ラスベガスへ移り住み、ベラージオホテルで働き始める。同時期にラスベガス単科大学にてフローリストデザイナーの資格を取得。2005年、ベラージオホテルを退職し、山野流着装教室アメリカ支部の事務局長に就任。ロサンゼルスとラスベガスで着付け教室を開講。2010年に寺内健太郎氏とSUEHIRO AGENCY(現Kimono SK)を立ち上げる。ヴォーグジャパンの着物スタイリングを担当したことがきっかけとなりファッションスタイリストとしてもキャリアをスタートさせる。伝統的な着物文化、着付け技術をバックグラウンドに持つ押元にしかないスタイリングセンスでヴォーグドイツ、ロフィシェル インディアなど海外のファッション雑誌のスタイリングを担当。ロサンゼルス カウンティー美術館(ラクマ)、ブラジルのサンパウロ美術館をはじめとする世界のミュージアムと大学で着物ファッションショーと講演を開催し、海外での伝統的な着物文化の普及にも貢献している。 2011年にミス・アジアUSA日本代表のナショナルコスチュームをデザインし、フォトジェニック賞を受賞したことが転機となり衣装デザインをスタート。日本文化の品格を残しモダンに進化させたデザインが評価され、2013年から2年連続でミス・ユニバース日本代表の衣装デザインを担当、世界大会ナショナルコスチューム部門で5位入賞。同年にミス・ワールド日本代表の衣装デザインも兼任。 2013年からハリウッドの衣装デザイナー労働組合(ユニオン)に加入し、ハリウッド映画、テレビ番組、ミュージックビデオ、コマーシャル、舞台等で衣装デザイナーとして活躍している。 2015年にドレスブランド「Sueko」を設立。自らのルーツと経験を生かし、和とモダンを併せ持つ独自の感性で現代的なデザインを発表している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「押元末子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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