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担子菌門[たんしきんもん]
担子菌門(たんしきんもん)とは、菌界に属するもので、いわゆるキノコとして知られている生物を含むグループである。菌界内では子嚢菌についで多く30%程度を占める。その体が多数の菌糸と呼ばれる管状の細胞から構成されており、多くのものが肉眼的な子実体を作る。 == 特徴 == ほとんどが糸状菌と呼ばれる形態で、胞子が発芽すると菌糸と呼ばれる管状の構造となり、先端生長する。接合核が減数分裂した後、その細胞(担子器)の外に胞子が形成される。これを担子胞子という(子のう菌では細胞の内部に胞子が形成される)。 多くは陸上に生育するが、水中に生育するものもある。一部には菌糸形態をとらずに単細胞状の種もあり、これらは酵母(担子菌酵母)の範疇に含まれる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「担子菌門」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Basidiomycota 」があります。
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