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拡張条虫[かくちょうじょうちゅう]
拡張条虫(かくちょうじょうちゅう、学名:''Moniezia expansa'')は、ヒツジ、ヤギ、ウシ、シカ、トナカイ、カモシカなどの小腸に寄生する条虫の1種。ペルーからブタへの感染例、エジプトからヒトへの感染例が報告されている。 ==形態== 体長100-500cm、体幅12-15mm。典型的な条虫であり、頭節と、それに続く無数の片節から構成されている。頭節には4つの大きな吸盤があるが、額嘴や棘などはない〔Mehlhorn H (2008). ''Encyclopedia of parasitology, Volume 1'' (3rd edn). Springer. ISBN 3540489948〕。各片節は幅広くて短く、1対の生殖器がある。片節の間には片節間腺があるが、その機能は明らかでない。虫卵は丸みを帯びた三角形で、直径56~67μm、内部に六鉤幼虫を入れる洋梨状装置を有する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「拡張条虫」の詳細全文を読む
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