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指揮連絡機 (航空機)[しきれんらくき] 指揮連絡機(しきれんらくき)は、卓絶した離着陸性能を利して司令部連絡任務と偵察を行った旧日本陸軍独自の機種。三式指揮連絡機(キー76)1種。 ==概説== 第2次大戦期に、いわば「空のジープ」として使用された。ドイツのフィーゼラーシュトルヒと同様のコンセプトで開発され、低速性能も要求された。昭和に入り海軍の米国に対し、陸軍の仮想敵国はソ連であった。大陸戦を仮定したので重爆撃機といえども列強の同型機と比しその爆弾搭載量が「重」という字がつきながら少なかった。強力な敵陣地を可能かつ速やかに繰り返し爆撃する「爆撃行」が重爆撃機の任務であった。繰り返し攻撃をかけるために爆弾搭載量を特別多くすることはなかった。その分、陸軍航空部隊は、地上部隊と密接な連携を行い作戦を遂行することがもとめられた。既に直協機が開発されていたが、広く展開した地上部隊の指揮官との速やかで正確な敵情の直接入手が求められ、最善の機体としてどのような前線にあっても短距離で離着陸が可能で手軽に使える機種が求められた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「指揮連絡機 (航空機)」の詳細全文を読む
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