|
振り駒(ふりごま)とは、将棋を指す際の先後(先手・後手)をランダムに決定する正式な方法で、盤上の歩兵を5枚取って振り混ぜて放る動作のこと。 ==振り駒のしかた== まず両対局者が盤上に初期配置で駒を並べる。そしていずれか一方の対局者が自分の側の歩兵を5枚取って手のひらの中でよく振り混ぜ、盤上か近くの床やテーブルに軽く落とす。 * 表(「歩」と書かれた面が上)の枚数が多いときは振った側が先手 * 裏(「と」と書かれた面が上)の枚数が多いときは後手、 となる。ただし重なったり立ったりした駒は数えず、表と裏が同数の場合はもう一度やり直す。 「表(歩)の枚数が多い場合に駒を振った側が先手となること」を略して振り歩先(ふりふせん)という。 実際の対局では、駒を並べる前に振り駒をしたり、3枚か1枚の歩兵で代用したりすることも多い。一般的に年下が行う傾向にあるが、上位者(年齢や実力、地位など)が行うのが正式な作法である。また、素人の非公式の対局では、振り駒を採用せず、じゃんけんで勝った方が先手・後手を選べる権利を持つ(もしくは、勝った方が必然的に先手)方法もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「振り駒」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|