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挿入損失 () は、2端子対回路網で構成される高周波回路において、1つの端子からもう1つの端子に伝播する電力の損失をdB (デシベル)で表したもの。 端子1から入力する電力の平方根を 、端子2から入力する電力の平方根を 、 端子2から出力される電力の平方根を とすると、端子1から端子2に対する挿入損失 は、 : となる。 端子1から端子2に対して電力が全て伝播する場合、挿入損失は : となる。 == Sパラメータとの関係 == Sパラメータで表現した場合、挿入損失は : と表される。 一方、反射による損失を含めず、入出力端子間で発生する損失を表す場合には : となり、これが挿入損失と表されることも多い。 しかし、定義上は反射損失も含めたものが挿入損失であるとされている。〔Pozar, David M.; ''Microwave Engineering, Third Edition''〕〔Collin, Robert E.; ''Foundations For Microwave Engineering, Second Edition'' 〕: また、損失の大きさを表す意味で、これらの符号が正と定義されることもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「挿入損失」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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