翻訳と辞書
Words near each other
・ 挿入器具
・ 挿入因子
・ 挿入図
・ 挿入埋没法
・ 挿入塩基配列
・ 挿入実装
・ 挿入実験
・ 挿入式ダイヤ改正
・ 挿入式改正
・ 挿入成長
挿入損失
・ 挿入文
・ 挿入歌
・ 挿入物
・ 挿入突然変異
・ 挿入語句
・ 挿入配列
・ 挿入重複
・ 挿図
・ 挿弾子


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

挿入損失 : ウィキペディア日本語版
挿入損失[そうにゅうそんしつ]
挿入損失 () は、2端子対回路網で構成される高周波回路において、1つの端子からもう1つの端子に伝播する電力の損失をdB (デシベル)で表したもの。
端子1から入力する電力の平方根を a_1 、端子2から入力する電力の平方根を a_2 = 0
端子2から出力される電力の平方根を b_2 とすると、端子1から端子2に対する挿入損失 IL は、
:IL = -20 \log_ \left| \frac \right| _
となる。
端子1から端子2に対して電力が全て伝播する場合、挿入損失は
:IL = -20 \log_ \left| \frac \right| = -20 \log_ 1 = 0
となる。

== Sパラメータとの関係 ==
Sパラメータで表現した場合、挿入損失は
: IL = -20\log_\left|S_\right|
と表される。
一方、反射による損失を含めず、入出力端子間で発生する損失を表す場合には
:IL = -10\log_\frac\,
となり、これが挿入損失と表されることも多い。
しかし、定義上は反射損失も含めたものが挿入損失であるとされている。〔Pozar, David M.; ''Microwave Engineering, Third Edition''〕〔Collin, Robert E.; ''Foundations For Microwave Engineering, Second Edition'' 〕:
また、損失の大きさを表す意味で、これらの符号が正と定義されることもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「挿入損失」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.