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祝勝歌[しゅくしょうか] 祝勝歌(しゅくしょうか、古典ギリシア語:Επινικια、Epinikia、エピニーキア )とは競技・競争等での勝利を祝ってうたう歌・詩である。一般に、古代ギリシアにあってオリュンピア競技祭などの勝利者を称える目的で造られた歌・詩を指す。「祝捷歌」「捷利歌」とも呼ばれる。 とりわけ、古代ギリシアにあって、紀元前5世紀初頭から中期にかけて活躍した詩人ピンダロスの詩作品が名高い。一方、逆に敗者をせせら笑う嘲喩を込めた歌もまた古代においては多々発見されている。 == 概説 == 祝勝歌は、古代ギリシアにおいて、古くから盛んであった各種競技などの勝者を祝って、その場で歌われる頌歌などが知られているが、これらは単純な形式で、決まった称賛の言葉を繰り返すものであった。 オリュンピア競技祭やピューティア競技祭が定例的に開催され、全ギリシアの住民が、参加者、観覧者として大規模に集結するようになると、これらの競技祭で勝利することは、参加者個人にとって大きな名誉であると共に、参加者の出身都市(ポリス)にとっても大きな名誉であり、他の都市に対し誇ることのできる業績ともなった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「祝勝歌」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Epinikion 」があります。
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