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掖上鑵子塚古墳[わきがみかんすづかこふん]
掖上鑵子塚古墳(わきがみかんすづかこふん)は、奈良県御所市柏原字鑵子山にある前方後円墳。 ==概要== JR和歌山線掖上駅西方の丘陵上に所在する前方後円墳である。国見山から北東に派生する尾根の高まりの一つを巧みに利用して墳丘を築造しており、特に前方部前端の部分は尾根を切り通して形を整えており、典型的な丘尾切断形の例として知られている。近年の測量と周濠の部分的な調査によって、墳丘の全長150メートル、高さ17.5メートル、前方部の推定幅101メートル、高さ12メートルと計測されている。また、墳丘をとりまく水田は、鎌倉時代までは水をたたえた周濠であったことが判明している。前方部の南側の周濠内に径約30メートルの円墳があり、このためか、くびれ部から前方部にかけての周濠がゆがんで幅が広くなっている。先にこの円墳があったために、やむをえず周濠内にとり込んだ可能性がある。後円部の周濠外にも一辺25メートルの方墳があり、その位置からともに陪塚とされている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「掖上鑵子塚古墳」の詳細全文を読む
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