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探題(たんだい)とは、鎌倉幕府や室町幕府において、政務について裁決を行う重要な職をいう。もともと仏教用語で使われていたものを、裁判権など重要な判定を行う職に転用したものか。鎌倉時代末期に著された「沙汰未練書」には、「探題者、関東両所、京都ニハ六波羅殿ヲ云也」との記述があり、これにより、鎌倉幕府における探題は、幕府の両所たる執権と連署、そして六波羅探題の北方と南方を基本的に指すことがわかる。そして西国に置かれた広範囲な裁判権、軍事指揮権を持つ職にも探題の名が与えられた。室町幕府では鎌倉の執権に相当する執事、管領が置かれたがこれらは探題とは呼ばず、奥羽や西国において広範な執行権を持つ職に対して用いられた。 ==鎌倉幕府== *執権 *連署 *六波羅探題 *長門探題 *鎮西探題 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「探題」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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