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接合菌症[せつごうきんしょう]
接合菌症(せつごうきんしょう、zygomycosis)とは、リゾプス属、アブシディア属、リゾムーコル属、ムーコル属などのムーコル目、ムーコル科の真菌類による重症の真菌症、感染症のこと。これらの菌種は600種以上が含まれ、土壌、淡水など自然界に広く分布している。クモノスカビ、アブシディア、バシディオボールスなど。日本国内で見られる接合菌症は、ほぼムーコル症に限られているため、接合菌症、すなわちムーコル症と見られがちである〔病気がみえるVol.6 メディックメディア社発行 ISBN 978-4-89632-309-2〕〔感染症の病理的考え方 〕。藻菌症、ムーコル菌症ともいう。 == 概要 == 免疫低下時の日和見感染によりおこる。症状としては脳型(高熱、黒い鼻汁、顔面壊死、意識障害)、肺型(高熱、血痰、空洞形成)、皮膚型(紅班、潰瘍、蜂窩織炎)、消化管型(腹痛、血便、穿孔性潰瘍)、全体播種型に分類される 〔。治療法は速やかな病変部切除、アムホテリシンB大量投与を行う〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「接合菌症」の詳細全文を読む
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