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揖斐川橋(いびがわばし)は、岐阜県大垣市と岐阜県安八郡安八町を結ぶ、揖斐川に架かる大垣市道。歩行者、自転車専用の橋である。 1886年(明治19年)の東海道本線全線開通時に作られた鉄橋(旧揖斐川橋梁)の橋脚・橋梁をそのまま利用しており、国の重要文化財に指定されている。 地元では大垣市の地名から「新開鉄橋」、または旧安八郡沢渡村(1889年まで存在した村。後の三城村の一部。現大垣市東町付近)から「沢渡鉄橋」と呼ばれている。 == 概要 == * 供用:1913年(大正2年) * 道路に転用されたのが1913年。鉄道橋梁としては1886年に竣工。 * 延長:321.7 m, 5連 * 幅員:3.4 m * 支間:63.398 m (208 ft)、高さ:5.283 m * 区間:岐阜県大垣市新開町 - 岐阜県安八郡安八町西結 設計はイギリス人の建築技師ポーナルが担当。橋梁は、1886年にイギリスのパテント・シャフトで製造された、下路ダブルワーレントラス(ピン結合)橋である。路面がアスファルト舗装、フェンスを両面に追加した以外は、ほぼ当時のままである。 橋脚は、円形煉瓦井筒(直径12フィート)2本である。コンクリート補強が行なわれているが、ほぼ当時のままである。当初の計画では鋳鉄柱方式であったが川底の軟弱地盤を考慮して方式が変更された。 重要文化財指定の構造としては、「鉄製5連トラス桁橋・橋長325.1m・橋台2基及び橋脚4基付」。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「揖斐川橋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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