翻訳と辞書 |
援蒋ルート[えんしょうるーと] 援蒋ルート(えんしょうルート)は、日中戦争(支那事変)に於ける大日本帝国と中華民国の対立の際、主にアメリカ、イギリス、ソ連が中華民国を軍事援助するために用いた輸送路のことである。 ==概要== 名前の由来は「(中華民国総統の)蒋介石を援助するためのルート」。中華民国の国民政府は、米英ソなどの援助を受けることで劣勢ながらも徹底抗戦を続けたため、日本は日中戦争勃発から太平洋戦争(大東亜戦争)の終戦までの長期間にわたり、100万以上の兵力を満州国を含む中国大陸に貼り付けて置かねばならず、国力は疲弊した。 大東亜戦争の開戦は、中華民国の原動力である援助物資の輸送路である援蒋ルートの遮断もその目的の一つであったと見られている。現在の日本では、単に「援蒋ルート」と言った場合、後述の「ビルマルート」を想定していることが多い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「援蒋ルート」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|