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携帯電話不正利用防止法 : ウィキペディア日本語版
携帯音声通信事業者による契約者等の本人確認等及び携帯音声通信役務の不正な利用の防止に関する法律[けいたいおんせいつうしんじぎょうしゃによるけいやくしゃとうのほんにんかくにんとうおよびけいたいおんせいつうしんえきむのふせいなりようのぼうしにかんするほうりつ]

携帯音声通信事業者による契約者等の本人確認等及び携帯音声通信役務の不正な利用の防止に関する法律(けいたいおんせいつうしんじぎょうしゃによるけいやくしゃとうのほんにんかくにんとうおよびけいたいおんせいつうしんえきむのふせいなりようのぼうしにかんするほうりつ)とは、日本における携帯電話PHSの音声端末等の利用に関して、契約者の本人性確認の義務付けや、不正な譲渡の禁止等を規定する法律である。
==概要==
2005年(平成17年)5月に一部施行。略称は「携帯電話不正利用防止法」、「携帯電話本人確認法」。
契約時・譲渡時の事業者による契約者の本人性確認の義務づけ、事業者による承諾の無い他人への端末の譲渡(又貸し・譲受を含む)の禁止、端末の匿名貸与・譲受営業の禁止、本人性確認等がなされない回線の事業者による停止、総務省の事業者への監督権限、虚偽契約の禁止、禁止営業の広告等行為等の禁止などが一部罰則適用で施行されている。
なお、略称が「携帯電話 - 」となっているが、いわゆる携帯電話PHSである事が要件ではなく、携帯用の無線端末と、陸上の固定局との間で無線通信を行う電気通信役務(「携帯音声通信役務」)が対象となる。よって、第三者無線(MCA無線)などの業務無線は本法の規制対象外となる。
また、携帯音声通信役務の用に供する電気通信回線(携帯電話等会社の回線)に接続され、音声通話が可能な状態である通話可能端末設備(端末に取り付けることにより音声通話が可能となる契約者特定記録媒体(いわゆるSIMカード)を含む)が規制対象となる。契約解除等により音声通話が不能となっている通信端末(SIMカードを含む)は規制対象外である。
なお、音声通話可能端末が規制対象となるため、データ通信専用端末(データ通信専用となるSIMカードを含む)は本法の規制対象外である(後述)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「携帯音声通信事業者による契約者等の本人確認等及び携帯音声通信役務の不正な利用の防止に関する法律」の詳細全文を読む



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