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摩利支天(まりしてん, , 訳:陽炎、威光)は、仏教の守護神である天部の一柱。日天の眷属である。 原語のは、太陽や月の光線を意味する。摩利支天は陽炎を神格化したものである。 陽炎は実体がないので捉えられず、焼けず、濡らせず、傷付かない。隠形の身で、常に日天の前に疾行し、自在の通力を有すとされる。これらの特性から、日本では武士の間に摩利支天信仰があった。 == 像容 == 元来二臂の女神像であるが、男神像としても造られるようになった。三面六臂または三面八臂で月と猪に乗る姿などもある。 ファイル:Marishiten Marici.jpg|摩利支天 女神 (ギメ東洋美術館) ファイル:Marishiten.jpg|猪に乗る摩利支天 男像 (法雲寺) ファイル:Marichi,_Buddhist_Goddess_of_Dawn,_China,_Qing_dynasty,_18th_century,_gilt_bronze,_view_1_-_Brooklyn_Museum_-_Brooklyn,_NY_-_DSC08269.JPG|清朝、18世紀 (ブルックリン美術館) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「摩利支天」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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