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摩擦音[まさつおん]
摩擦音(まさつおん、)とは、調音方法による子音の分類の一種。調音する際、声道内に狭い隙間をつくり、空気がその狭めを通るときに噪音を発する。調音点の隙間がこれよりも狭いと破裂音になり、これよりも広いと接近音になる。 摩擦音は破裂音と異なり、それだけを持続して発することができる。 == 声門摩擦音 == 国際音声記号の や は声門摩擦音と呼ばれ、表の上でも摩擦音の欄に置かれているが、実際にはどこにも狭めが作られないため、上記の定義による摩擦音の範疇には属さない。によると、英語の は前後の音の無声化であり〔Ladefoged (2001) p.34〕、 (ahead・behind などで現れることが多い)は実際には息もれ声である〔Ladefoged (2001) p.124〕。日本語でも同様で、「ハ」()は と表すこともできる。ラディフォギッドは国際音声記号の表の「その他の記号」に や を移動させるべきだとしている〔Ladefoged (2001) p.254〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「摩擦音」の詳細全文を読む
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