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操縦翼面 : ウィキペディア日本語版
動翼[どうよく]

動翼(どうよく、操縦翼面、)は、航空機の構成要素の一種。補助翼方向舵昇降舵などの主操縦翼面(いわゆる舵面)に加え、フラップスポイラーエアブレーキなどの二次操縦翼面を含めた、可動する平板状装置全般を指すことが多い。ただし回転翼(プロペラローター)は動翼とは呼ばれない。
ほかに、ミサイルロケットなどの可動する翼面も動翼と呼ばれる。
動翼に対して、可動しない平板状構造(主翼を除く)は安定板と呼ばれる。
==種類==

;主操縦翼面 (primary control surfaces)

:
*ローリング - 補助翼(aileron)
:
*ピッチング - 昇降舵(elevator)、スタビレーターカナード
:
*ヨーイング - 方向舵(rudder)
;二次操縦翼面 (secondary control surfaces)
:
*タブトリムタブなど。固定タブを除く)
:
*フラップスラット
:
*スポイラー、ドラッグ・ラダー(スプリット・ラダー)
:
*エアブレーキ
;2役
:
*エレボン(elevon) = エレベータ (''elev''ator) + エルロン (ailer''on'')
:
*フラッペロン (flaperon) = フラップ (''flap'') + エルロン (ail''eron'')
:
*ラダーベーター (ruddervator) = ラダー (''rudder'') + エレベーター (ele''vator'')

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「動翼」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Flight control surfaces 」があります。



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