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放下(ほうか)とは、 # 日本における大道芸のひとつ。田楽法師の伝統を受け継ぐ雑芸〔郡司(1953)pp.592-593〕。 # キリスト教神秘主義で用いられる概念。 本項では、1.と2.について説明する。 == 大道芸「放下」 == 放下は、室町時代から近世にかけてみられた大道芸のひとつである〔山路(1988)p.45〕。 「放下」の語はもともと禅宗から出た言葉で、一切を放り投げて無我の境地に入ることを意味したが、「投げおろす」「捨てはなす」の原義から派生して鞠(まり)や刀などを放り投げたり、受けとめたりする芸能全般をあらわすようになったと考えられる〔〔佐藤(2004)pp.114-115〕。 放下は、奈良時代に散楽の一部として中国大陸から伝来した曲芸・軽業的諸芸が、中世に入ってもっぱら放下師・放下僧によって演じられるようになったものである〔織田(1988)p.397〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「放下」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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