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放熱グリス[ほうねつぐりす]
放熱グリス(ほうねつグリス、)とは、CPUやパワートランジスタなど発熱の激しい電子部品の冷却のためにヒートシンクやウォーターブロックなどの放熱器を取り付ける際、両者の接合部の微細な隙間を埋めて発熱素子から放熱器に至る熱抵抗を下げるためのグリスである。 == 概要 == 発熱体と放熱器の界面は、ミクロオーダーで見た場合、完全な密着性は得られていない。完全な平滑面を得る事は現代の技術を以ってしても不可能であるため、両者の界面には必ず空気層が出来てしまう。空気は断熱性が高いため、何も対策を行わない場合、放熱性能は著しく劣化してしまう。 グリスのような高粘度の液体は、そういった微細な隙間を埋めるのに適切であるため専ら使用されるが、さらに伝熱性を向上させる目的で、熱伝導性の高い粒子を混ぜ込んだグリスを特に放熱グリスと呼ぶ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「放熱グリス」の詳細全文を読む
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