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救世観世音菩薩(ぐぜかんぜおんぼさつ)は、一般に救世観音と称されるが、平安時代の法華経信仰から広まった名称で〔Weblio 〕、この名称は経典には説かれておらず,観音としては正統的な尊像ではないとされる〔kotobank(朝日新聞SY) 〕。 救世は「人々を世の苦しみから救うこと」であり、救世だけで観音の別名ともされる。救世観音の名称の由来は「法華経」の観世音菩薩普門品の中の"観音妙智力 能救世間苦”との表現にあると推測され、法華経信仰が平安時代に盛んになったこと、さらには聖徳太子の伝説が付帯されることで、この尊名が生まれ、民間で定着したと考えられている〔。 == 作例 == *法隆寺夢殿の本尊で,聖徳太子の等身の御影と伝わる観音菩薩立像。 *大阪四天王寺の菩薩半跏像。 *京都三千院の菩薩半跏像。 ==脚注== 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「救世観世音菩薩」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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