翻訳と辞書 |
教義[きょうぎ] 教義(きょうぎ、、ドグマ)とは、宗教の教えを体系化したもの。多岐に亘る宗教があり、そのいずれにも独自のこれが存在し、各々の宗教を信奉する人が、これに則って物事を理解したり判断する助けとなるものとされる。教理とは相違がある。転じて、一定集団の中においてのみ支持されているルールや考え方も、比喩的に教義と呼ばれることがある。また教義を絶対化する、あるいは固執する傾向を教条主義(、ドグマティズム)という。 == 概要 == これらは、宗教における様々な「教え」を明文化したもので、とくに公の会議で認められたものを教義という場合が多い。その一方で、それぞれの宗教における開祖の語録を引用して、それの解釈を含めて教義とする場合も多い。同じ開祖を持つ宗教であっても、その開祖の言動は様々に解釈され、その解釈の違いによって宗派が発生する。宗派は各々の事象に対して異なる見解を持つのが常であるが、これは教義に(特に解釈の部分にて)差異があるために他宗派と相容れなくなっていると思われる。 教義は様々な面で引用され、生活や思想の指針とされるが、稀に破壊的カルトに代表されるような反社会的な内容の教義を持つ宗教も存在する。しかし多くの人々に受け入れられている宗教にあっては、概ね同胞愛や博愛を説いて人と人との共存を呼び掛けており、決して異様な事柄が書き連ねてあったり、社会に混乱を招くようなものではないと考えられる。しかし宗教自体に否定的な人にあっては、この教義の存在からして、個人の自主性を否定するものであると考える人もある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「教義」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dogma 」があります。
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|