翻訳と辞書
Words near each other
・ 数学・自然科学・工学分野で使われるギリシア文字
・ 数学上の未解決問題
・ 数学典故
・ 数学原論
・ 数学史
・ 数学基礎 (テレビ番組)
・ 数学基礎論
・ 数学女子
・ 数学女子学園
・ 数学定数
数学年報
・ 数学技能検定
・ 数学教育
・ 数学教育研究会
・ 数学書
・ 数学書房
・ 数学板
・ 数学検定
・ 数学甲子園
・ 数学的


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

数学年報 : ウィキペディア日本語版
Annals of Mathematics

''Annals of Mathematics'' (略記は ''Ann. Math.''〔''Ann. Math.'' はISO標準略記であり、 "Zentralblatt Serials and Journals "(2011年8月9日閲覧)に示されるようにでも用いられている〕 または、''Ann. of Math.''〔 ''Ann. of Math.''の略記は、本雑誌自身が用いているともに、アメリカ数学会の"Abbreviations and Names of Serials "に示されるようにMathematical Reviews(2011年8月9日閲覧)でも用いられている。〕) はプリンストン大学及び プリンストン高等研究所から隔月発行される数学誌。インパクトファクターなどの基準では、世界で最も権威ある数学誌に位置づけられる。'Annals of Mathematics'' (略記は ''Ann. Math.''〔''Ann. Math.'' はISO標準略記であり、 "Zentralblatt Serials and Journals "(2011年8月9日閲覧)に示されるようにでも用いられている〕 または、''Ann. of Math.''〔 ''Ann. of Math.''の略記は、本雑誌自身が用いているともに、アメリカ数学会の"Abbreviations and Names of Serials "に示されるようにMathematical Reviews(2011年8月9日閲覧)でも用いられている。〕) はプリンストン大学及び プリンストン高等研究所から隔月発行される数学誌。インパクトファクターなどの基準では、世界で最も権威ある数学誌に位置づけられる。' (略記は ''Ann. Math.''〔''Ann. Math.'' はISO標準略記であり、 "Zentralblatt Serials and Journals "(2011年8月9日閲覧)に示されるようにでも用いられている〕 または、''Ann. of Math.''〔 ''Ann. of Math.''の略記は、本雑誌自身が用いているともに、アメリカ数学会の"Abbreviations and Names of Serials "に示されるようにMathematical Reviews(2011年8月9日閲覧)でも用いられている。〕) はプリンストン大学及び プリンストン高等研究所から隔月発行される数学誌。インパクトファクターなどの基準では、世界で最も権威ある数学誌に位置づけられる。
== 歴史 ==
''Annals of Mathematics'' の始まりは、ジョエル・ヘンドリクスにより1874年に創刊及び編纂された''The Analyst'' 誌である。〔Diana F. Liang, Mathematical journals: an annotated guide. Scarecrow Press, 1992, ISBN 0-8108-2585-6; p. 15〕これは「応用数学及び純粋数学において、興味深い、或いは重要なあらゆる問題、これは特に理論及び実用天文学、機械論的哲学、工学における、あらゆる新たな興味深い発見を含むが、これらの問題の報告及び解析のための媒体を提供するためのもの」であった 。これはアイオワ州デモインで発行されたが、アメリカの数学雑誌の中で、1、2年以上続いた最初の雑誌であった〔 Reprinted in ''Bulletin (New Series) of the American Mathematical Society'' 37 (1), 3–8, 1999.〕。10年経った1883年には、この形態での発行が止まったが、これはヘンドリクスの健康の悪化によるものとされている。 しかし、ヘンドリクスは新たな経営陣に引き継ぐように手配し 、1884年3月からは、''Annals of Mathematics'' として存続することとなった 。
この新たな姿での雑誌は、バージニア大学オーモンド・ストーンによって、編纂された。なお、1911年に現在の発行の本拠地プリンストンに辿り着く前に、発行は1899年にハーバード大学に移っている。
''Annals of Mathematics'' の重要な時期は、ソロモン・レフシェッツが編纂者であった1928-1958年である〔J. J. O'Connor and E. F. Robertson. Solomon Lefschetz. MacTutor History of Mathematics archive. Accessed February 2, 2010〕。この時期に、この紀要はますます一目置かれた学術誌となった。ノーマン・スティーンロッドはレフシェッツの影響を次のように評している;「一流学術誌がアメリカ人数学者に対して重要である点は、彼らに目指すべき高い水準を定めることだ。この幾分か直接的でないやり方で、レフシェッツは合衆国の数学の発展に深く寄与した。」

プリンストン大学は、1933年まで大学の紀要として発行し続けたが、プリンストン高等研究所が共同編纂するようになった。1998年からは通常の印刷版に加えて、電子版が利用できるようになっている。電子版は料金不要のオープンアクセスが可能であったが、2008年からは、そうでなくなっている。2003年以前の版は、有料のJSTORに移行されており、論文も発行後5年経たないと自由に利用できない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Annals of Mathematics」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.