翻訳と辞書 |
数式エディタ[すうしきえでぃた] 数式エディタ(すうしきエディタ)は、コンピュータ上で数式を組版して表示するためのソフトである。 == 概要 == 数式を含んだ専門的な内容の文章を、印刷用の組版がなされたファイルとして保存したり、web へのアップロード、プレゼン等に使えるラスター形式で出力したりするためのワープロソフトとして機能する。通常のエディタやワープロソフトで数式を入力することは困難が伴うが、数式エディタを使うと数式が数式として表示されるので (WYSIWYG)、文章のチェックが簡単かつ詳細にできる。また、組版された状態のファイルとして保存されるので、そのまま印刷に回されるファイルの組版を本人がチェックできるという利点がある。 や MathML などのように、マークアップ言語を介して数式の表示方法を記述する組版ソフトが古くから知られるが、マウスなどを用いて数式を挿入でき、また編集結果を WYSIWIG で逐一チェックできるような、GUI に対応した数式エディタが現在の主流である。LyX を初めとして、GUI に対応した や MathML のフロントエンドが多数公開されている。また、Microsoft Office に付属の数式エディタなど、オフィススイートの一部として既存のワープロソフトと組み合わせて使われるものも多い。高度なものになると、Mathematica のようにシンボリック計算の結果がグラフとして生成されるソフトもあるが、これらは通常数式処理システムと呼ばれ、編集・表示および組版に重きを置いた数式エディタとは区別される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「数式エディタ」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|