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広範囲にわたる数量の比較をする場合には、対数スケールがよく用いられる。対数スケール上で等間隔に区切ったそれぞれを、英語では「」と言い、日本語に訳せば「等級」「階級」「規模」あるいは「桁」などとなる。それぞれの区切りは、その前の区切りから見て一定の比率となっている。その比率は、10 000、1000、10、2、1024(=210)、ネイピア数(自然対数の底、約2.718)などが用いられ、特に10の累乗がよく用いられる。日本語では、10の累乗による「」を特に指標という。本項ではこの指標について詳述する。 指標は、おおまかな比較に用いられる。ある2つの数値の指標が1違うならば、その2つの数値のどちらかは、もう一方より10倍程度大きい。2違えばおよそ100倍になる。指標が同じ2つの数値は、同じ程度の大きさであり、その差は10倍未満である。 直観的に言えば、指標はその数値の桁数である。より正確には、その数値の常用対数の整数部分が指標となる。たとえば、4 000 000の常用対数は約6.602なので、その指標は6である。指標は対数スケール上でのおおまかな位置を表す。 右の一覧に掲げられている各ページには、物理量ごとに、様々な数量を「」で分類したリストが掲載されている。これは、よく知られているものの大きさの直観的な感覚を得るのに役立つ。各ページにはSI単位がSI接頭辞とともに使用されている。SI接頭辞もまた、order of magnitudeの一種である。 ==関連項目== *国際単位系 *数の一覧 *オーダー (物理学) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「数量の比較」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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