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整備新幹線(せいびしんかんせん)とは、新幹線の計画路線のうち、全国新幹線鉄道整備法(昭和45年法律第71号)第7条に基づいて日本政府が1973年(昭和48年)11月13日に整備計画を決定〔整備新幹線に係る主な経緯 - 国土交通省〕した以下の5路線を指す。当初は「整備5線」「整備5新幹線」とも呼ばれていたが、現在は「整備新幹線」の呼称が定着している。 * 北海道新幹線 * 東北新幹線 (盛岡市から青森市まで) * 北陸新幹線 * 九州新幹線 (鹿児島ルート) * 九州新幹線 (長崎ルート) なお、この5路線以前に計画されていた新幹線である東海道新幹線、山陽新幹線、東北新幹線の東京駅 - 盛岡駅間、上越新幹線、成田新幹線(計画失効)は整備新幹線には含まれない。また、計画中の中央新幹線は、全国新幹線鉄道整備法第7条に基づく新幹線ではあるが、整備計画の決定が2011年5月であったため、整備新幹線には含まれない。 == 整備新幹線の概要 == このうち、2016年(平成28年)3月26日までに、北海道新幹線の新函館北斗駅 - 新青森駅間149km、東北新幹線の新青森駅 - 盛岡駅間179km、北陸新幹線の高崎駅 - 金沢駅間346km、九州新幹線(鹿児島ルート)の博多駅 - 鹿児島中央駅間257kmが開業している。また、北海道新幹線の新函館北斗駅 - 札幌駅間は2030年(平成42年)度末、北陸新幹線の金沢駅 - 敦賀駅間は2022年(平成34年)度に開業予定であるが、九州新幹線(長崎ルート)の武雄温泉駅 - 長崎駅間はフリーゲージトレイン(軌間可変列車)の開発に時間がかかっているため、開業を予定していた2022年(平成34年)度から2025年(平成37年)度以降にずれ込む見通しであった。しかしその後、国土交通省はフリーゲージトレインの営業車両投入までの暫定処置として博多駅 - 武雄温泉駅間は在来線特急、武雄温泉駅以西は新幹線のリレー方式を採ったため、開業予定は従来通りの2022年(平成34年)度とした。 一方で、2015年現在、北陸新幹線の敦賀駅 - 新大阪駅もしくは天王寺駅間、および九州新幹線(長崎ルート)の新鳥栖駅 - 武雄温泉駅間は未着工である(#未着工区間の項目参照)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「整備新幹線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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