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柔道整復師(じゅうどうせいふくし、)とは、業として柔道整復を行うことができる国家資格、あるいはその国家資格を持つ者。柔道整復師法においては第二条で「厚生労働大臣の免許を受けて、柔道整復を業とする者」と定義される。 柔道整復術は日本古来固有の伝統医療といわれるが、整形外科の元祖アンブロイゼ・パレの記したフランス語の医学書をオランダ語に翻訳したものが蘭学として伝承された経緯から、非観血的手術(非観血的整復術・徒手整復)を行う〔医科点数表 世界大百科事典内の非観血的手術の言及 〕。 柔道整復術に関連する正骨範や正骨源は西洋医学書が日本語に翻訳されたもの。わかりやすい例では実際の書物の整復法イラスト比較をはじめ、詳細な経緯が判明している。〔長崎大学医学部 創立150周年記念誌 長崎のオランダ医学 〕 顎関節脱臼では医師・柔道整復師以外では歯科医も脱臼の整復が許されている。〔[http://ir.tdc.ac.jp/irucaa/bitstream/10130/1871/1/109_218.pdf 顎が外れた患者さんへの対応は? - 東京歯科大学〕柔道整復師は、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷・筋健など軟部組織の損傷の治療を行うことができる〔骨折・脱臼の治療については医師の同意(口頭でよい)が必要であるが、応急手当ではこの限りではない。〕。 柔道整復師は業務独占資格であり、医師と柔道整復師以外のものが柔道整復を行うことは許されない。 == 法律 == * 柔道整復師法により定められている業務を行う。法のほか、柔道整復師法施行規則に従う。〔 医療法、医薬品医療機器等法、あはき法、その他の法律に抵触してはならない柔道整復は「医業類似行為」であるが、広義の「医行為」であると解釈される。この考え方によると、柔道整復師法は医師法の除外規定という性格を持つ。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「柔道整復師」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bonesetter 」があります。 スポンサード リンク
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