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文中子中説 : ウィキペディア日本語版
文中子中説[ぶんちゅうし ちゅうせつ]
文中子 中説』(ぶんちゅうし ちゅうせつ)は、中国代の儒学者である王通と、その門弟子たちとの対話を記録したとされる書物である。10巻。
各巻が、
# 王道
# 天地
# 事君
# 周公
# 問易
# 礼楽
# 述史
# 魏相
# 立命
# 関朗
の各編に相当する。
本書は、孔子の門下、孔門における『論語』に擬えて蒐集記録されたものである。11世紀初頭、北宋阮逸の手になる注が施され、王通の門人である杜淹の撰とされる『文中子世家』を附している。
ただ、通行本には、時代錯誤に当たる記述が見られるなど、問題が多く、阮逸撰述説まで現れるに至った〔森「文中子」『アジア歴史事典』8巻、195頁〕。しかしながら、王通は実在の人物であり、本書は『新唐書』「芸文志」に、全5巻として著録されている〔。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「文中子中説」の詳細全文を読む



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