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文化のみち二葉館(ぶんかのみちふたばかん)は、愛知県名古屋市東区にある展示施設。 == 概要 == 電力王と呼ばれた福沢桃介と日本の女優第1号である川上貞奴が、1920年(大正9年)から1926年(大正15年)までの6年間を共に暮らした旧邸宅である。 桃介が貞奴と居住するために住宅専門会社「あめりか屋」に依頼し建設されたもので、当時あった場所が東二葉町(現・白壁三丁目)であったことや、和洋折衷建築の斬新な外観やその豪華さから「二葉御殿」と呼ばれていた。 しかし、桃介が隠居のため東京へ戻ると貞奴も拠点を東京に移し、しばらくの間は東京と名古屋を行き来する生活を送っていたが、1937年(昭和12年)には貞奴によって敷地や建物が東西に分割処分された。このうち建物の東半部は取り壊されが、西半部は大同製鋼(現・大同特殊鋼)の取締役であった川崎舎恒三に売却され増改築がなされた。 その後、大同特殊鋼の所有となり「大同特殊鋼二葉荘」として使用されていたが、2000年(平成12年)2月に株式会社大同ライフサービスから寄付を受けた名古屋市が現在地へ移築復元し、2005年(平成17年)2月8日に文化のみちの拠点施設「文化のみち二葉館」として開館した。館内には川上貞奴に関する資料や坪内逍遥や城山三郎、小谷剛など郷土ゆかりの文学資料が展示されている。また、開館翌日の2月9日には主屋と蔵が国の登録有形文化財に登録された〔国指定文化財等データベース (旧川上貞奴邸主屋)〕 〔国指定文化財等データベース (旧川上貞奴邸蔵)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「文化のみち二葉館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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