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文化普及会(ぶんかふきゅうかい、文化普及會)は、森本厚吉によって1922年(大正11年)に設立された財団法人である。中流階級の生活改善の啓蒙を目的として設立された。 == 概要 == 文化普及会は、「貧民長屋に類するもの」とは一線を画した、「耐震・耐音・耐盗の点に於て安全」な集合住宅で、「忙しく活動する人達の為に」「我国初めての試みとして」ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計による『文化アパートメント』を建設した。 同アパートは1925(大正14)年の竣工で、ヴォーリズは日本で数多くの近代建築を手がけた建築家。お茶の水付近では山の上ホテル、主婦の友社を設計している。 ヴォーリズは、近江兄弟社の創立者の1人で、メンソレータムを日本に普及させた実業家であり、またYMCA活動を通じて、熱心にプロテスタントの伝道に従事した宗教者でもあった。 文化普及会は1927(昭和2)年。高等女学校卒業者に大学教育を授け、職業婦人を養成すべく、女子文化高等学院を創設。 翌1928(昭和3)年、新渡戸稲造を校長に迎え、女子文化高等学院を財団法人女子経済専門学校(後の東京文化短期大学。現新渡戸文化短期大学に昇格させた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「文化普及会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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