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文化財保存計画協会 : ウィキペディア日本語版
文化財保存計画協会

文化財保存計画協会(ぶんかざいほぞんけいかくきょうかい、英:''Japan Cultural Heritage Consultancy'')は文化遺産の継承及び政府機関による国庫補助事業にかかる登録有形文化財建造物修理の設計監理に関する技術指導を行う認定団体(文部科学省 文化庁)。1970年(昭和45年)設立。本部は、東京都千代田区
== 概要 ==
文化財保存計画協会の起源は、1970年(昭和45年)に設立された破風造形研究室である。文化財保存を国民の文化的環境の向上という目的に基づいたものとしていくために、保存計画の手段を研究し、個々の文化財に応じた保存修理を実践する技術者集団として、文化財所有者を核とした人々との協働を図るため、協会を設立。1975年(昭和50年)保存科学研究会東京支部に改組、1979年(昭和54年) 文化財保存計画協会に改組、品質マネジメント国際規格( ISO9001 )のデミングサイクル( PDCA )で提唱される品質マネジメントシステムを実践。1987年(昭和62年)収益部門を株式会社に組織分離し、現在に至る。
遺跡保存整備、土木遺産保存整備、建造物復元整備(城郭、遺跡含む)、文化財建造物保存修理、附属文化施設等新築、庭園景観整備、海外遺跡保存技術協力、文化的景観保存計画、伝統的集落保存計画等を手掛けている。国指定文化財建造物の保存に国庫補助事業として携わることが認められる組織では、唯一の民間会社である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「文化財保存計画協会」の詳細全文を読む



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