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文室助雄[ふんや の すけお]
文室 助雄(ふんや の すけお)は、平安時代前期の貴族。初名は助雄王、臣籍降下後の氏姓は文室朝臣。一品・長皇子(長親王)の後裔で、中納言・直世王の次男。官位は従五位上・丹波守。字は王明。
== 経歴 == 若くして大学で学び、経書と史書を概ね読破していた。対策に及第しないまま官途に就き、承和元年(834年)従五位下に叙爵される。仁明朝では玄蕃頭・刑部少輔・遠江守・斎宮頭・大蔵少輔・左少弁などを歴任し、この間に文室朝臣姓を賜与され、臣籍降下している。 嘉祥3年(850年)文徳天皇の即位に伴い、従五位上に叙せられる。仁寿3年(853年)右中弁に昇進した後、斉衡3年(856年)丹波守に任ぜられて地方官に転じ、丹波守在任中の天安2年(858年)3月14日卒去。享年52。最終官位は丹波守従五位上。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「文室助雄」の詳細全文を読む
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