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文室助雄 : ウィキペディア日本語版
文室助雄[ふんや の すけお]

文室 助雄(ふんや の すけお)は、平安時代前期の貴族。初名は助雄王臣籍降下後の氏姓文室朝臣一品長皇子(長親王)の後裔で、中納言直世王の次男。官位従五位上丹波守。字は王明

== 経歴 ==
若くして大学で学び、経書史書を概ね読破していた。対策に及第しないまま官途に就き、承和元年(834年従五位下叙爵される。仁明朝では玄蕃頭刑部少輔遠江守斎宮頭大蔵少輔左少弁などを歴任し、この間に文室朝臣姓を賜与され、臣籍降下している。
嘉祥3年(850年文徳天皇即位に伴い、従五位上に叙せられる。仁寿3年(853年右中弁に昇進した後、斉衡3年(856年丹波守に任ぜられて地方官に転じ、丹波守在任中の天安2年(858年)3月14日卒去享年52。最終官位は丹波守従五位上。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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