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文室 笠科(ふんや の かさしな、生没年不詳)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。中納言・直世王の子とする系図がある〔宝賀179 〕。官位は従五位上・丹後守。 == 経歴 == 承和3年(836年)従五位下に叙爵し、承和6年(839年)土佐守に任ぜられる。 嘉祥3年(850年)文徳天皇の即位後に勘解由次官に任ぜられると、仁寿2年(852年)中務少輔、仁寿3年(853年)従五位上・宮内大輔に叙任されるなど、文徳朝前半は京官を歴任する。仁寿4年(854年)武蔵守に任ぜられ地方官に転じる。 清和朝の貞観2年(860年)刑部大輔として京官に復すが、翌貞観3年(861年)正月には早くも丹後守に遷り、三度地方官を務めた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「文室笠科」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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