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高島田(たかしまだ)は、根元を高く仕立てた島田髷の一種。奴島田とも。 島田の変形のうちでは比較的早くに誕生し最も格の高いもので、基本的に特に根が高いものは武家の女性に結われたが、町娘や京阪では芸妓遊女にも好んで結われた。 現在でも最も根が高い文金高島田が花嫁に結われる。 == 高島田いろいろ == 普通、高島田は髷の根に巻く丈長の幅の広さで分類する。 # 文金高島田:最も根が高く上品な形。現在も花嫁が結う。 # 高島田:上流武家の女性が結ったもの。正式な儀式の場には必ずと言っていいほどこれを結う。 # 中高島田:やや髷も小ぶりで高島田よりも少し身分の低い未婚の女性が結う。京阪では中流以下の女性にも広く結われた。 # 芸妓島田:根元に丈長を巻かないもの。京都の芸妓が改まった場で結う。 髪飾りによって判別するものもある。 *高結綿:高島田に鹿の子を巻きつけたもの。高島田より可憐な感じ。 *禿島田:禿(かむろ)の髪型。 *奴島田:京風の高島田。 Image:Bride at meiji shrine.jpg|花嫁の高島田@明治神宮(渋谷区) Image:Traditional_Japanese_wedding_hairstyle.jpg|花嫁の高島田@明治神宮(渋谷区) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「高島田」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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