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斎尾廃寺跡[さいのおはいじあと]
斎尾廃寺跡(さいのおはいじあと)は、鳥取県東伯郡琴浦町にある飛鳥時代後期から奈良時代の寺院跡。国の特別史跡に指定されている。 == 概要 == 東に金堂、西に塔が建つ、法隆寺式伽藍配置の寺院跡である。寺域は東西160メートル・南北250メートル、面積約4万平方メートルに及ぶ大規模なもの。1952年(昭和27年)3月29日に国の特別史跡に指定された。金堂と塔については土壇と礎石が残り、講堂の礎石と中門の土壇も遺存している。 遺構の残存状況が良好であることなどから、山陰地方で唯一の特別史跡となっている。遺跡からは瓦や土器類が多数出土しており、「まなびタウンとうはく」に寺院の再現模型や出土品の一部が展示されている。軒丸瓦は紀寺跡、軒平瓦は法隆寺の瓦と文様が共通している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「斎尾廃寺跡」の詳細全文を読む
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