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斎藤雅広 : ウィキペディア日本語版
斎藤雅広[さいとう まさひろ]

斎藤 雅広(さいとう まさひろ、1958年12月30日 - )は、日本のピアニスト。作曲家、編曲家としても活動している。東京都渋谷区生まれ。父は藤原歌劇団バリトン歌手斎藤達雄。伯母に昭和の流行歌手青葉笙子、従兄弟に伊達泰宗がいる。
== 来歴 ==
4歳よりピアノを始め、6歳の時からNHK教育テレビ「ピアノのおけいこ」に出演。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業。1983年に同大学院修了。大学1年の時、第46回毎日音楽コンクールピアノ部門第1位。「芸大のホロヴィッツ」と称された〔音楽の友社;「ピアノとピアニスト2003」〕。その後、安宅賞・霧島国際音楽賞受賞。田村宏、エウゲニ・マリーニン、レギナ・スメンジャンカ、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ等に師事。チェルニー=ステファンスカの招きでポーランドの古都クラクフに留学。演奏会のデビューは、1978年の第4回「若い芽のコンサート」(NHKホール)。渡辺暁雄指揮、NHK交響楽団との共演である。福永陽一郎から80年代を担う音楽家のカテゴリーで「他の誰彼以上というのではなく、個の存在価値として“絶対”を感じさせる若手」と称された〔音楽の友社;「音楽の友」1980年2月号〕。
ソロ活動とアンサンブル活動の比重は同等で、室内楽ではヨゼフ・スーク、ペーター・ヴェヒター、アナスタシア・チェボタリョーワ(以上ヴァイオリン奏者)、ペーター・シュミードルエルンスト・オッテンザマーヴェンツェル・フックス(以上クラリネット奏者)、ヴォルフガング・シュルツフルート奏者)、フリッツ・ドレシャル(チェロ奏者)、ヨウコ・ハルヤンネ(トランペット奏者)、ヤナーチェク弦楽四重奏団、新ブダペスト弦楽四重奏団、ヴィア・ノヴァ四重奏団、ドビュッシー管弦四重奏団、ザルツブルク八重奏団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団パリ管弦楽団のメンバーなどとの共演を重ねている。また、歌曲伴奏では、イロナ・トコディ、ルチア・アルベルティ、ディミトラ・テオドッシュウ、カミッラ・ニールント(以上ソプラノ歌手)、デニス・グレイヴス、リューボフ・ペトローヴァ(以上メゾ・ソプラノ歌手)、フランチェスコ・アライサ、ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ、ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ(以上テノール歌手)、トム・クラウゼ、サイモン・エステス(以上バリトン歌手)など名歌手達との共演が多い。
邦人アーティストとはリサイタル共演の他に、「斎藤雅広と仲間たち」というリーダー・ユニットのかたちで、ファミリーコンサートを手掛けている。2003年より赤坂達三(クラリネット奏者)、足立さつき(ソプラノ)と「ザ・スーパートリオ」を結成、現在に至る。また2012年には赤坂達三と「ザ・スーパーデュオ」、2013年からは「ザ・スーパーデュオ」に新倉瞳(チェロ奏者)を加えたトリオを創設している。
1998年からのNHK教育テレビ番組「トゥトゥアンサンブル」では、メインキャラクター「キーボーズ」役を務めた。また、1999年には、NHK教育テレビ「趣味悠々」で日本人クラシックピアニスト初の講師となり、2005年にも「趣味悠々~かっこよく弾く簡単ピアノレッスン」の講師として再び登場した。その他、NHK「名曲アルバム」、「ベストオブクラシック」、「ニューイヤーオペラコンサート」など、数多くの放送番組に出演している。
近年、作・編曲家としての活動を広げ、楽譜の出版の他、コンサートやレコーディング、出演したTV番組などに数限りないアレンジを提供。CDアルバム『ザ・スーパートリオ』、『ザ・スーパーデュオ』は自らの編曲によるものである。
その他にも、雑誌の執筆、NHK FM番組解説などの評論活動、コンサートの司会、月刊「ショパン」誌にイラストの連載、指揮者として京都フィルハーモニー室内合奏団東京交響楽団と共演、毎日音楽コンクールをはじめ各ピアノ・コンクールの審査もしている。教職では大阪音楽大学、コンセルヴァトアール尚美に特別非常勤講師として7年ずつ籍を置いた。
1995年にウクライナ共和国の第5回国際音楽祭に招かれてソロ演奏とマスタークラス、2012年はポーランドの国際音楽祭に講師として招かれてリサイタルも行った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「斎藤雅広」の詳細全文を読む



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